折れしまった歯
   
   
焼き入れ焼き戻し 完璧に製作して行きます。
   
こちらも折れてしまった歯  
   
  完璧に元通りですね。
   ミニッツリピーターの修理画像となります。

   歯車の歯が2個とも折れてしまっていますので、新規製作は必須。

   初めに鋼から元の部品と同じ寸法で完璧に製作して行きます。
   高さ、大きさ、厚み等々が違いますと使用できません。
   
   例えば高さなどが少しでも違いますと他の部品全体に影響が出ますので完璧さが必要。

   元のパーツは2個とも鋼で出来ておりましたが、今回の様に歯が両方共に折れた事を考慮した時に、
   仮にまた折れてしまう事が起きた時には、片方の歯車のみがダメージを負うだけで、
   もう片方はダメージを負わ無いと言う方が明かに良い。
   
   そう言う方向で考えますと当然片方の歯車は真鍮で製作した方が機械にとっても良いですし安全。 
   ですので仕様を変更しました。 元の仕様がどうしてもと言うのであれば、鋼で製作すれば良いだけの事です。

   どちらのパーツも元のパーツと全く同じに製作し完成となります。
   文章では短く簡単に説明をしておりますが、実際の作業はかなりの作業量を要しますのはご想像頂ける事でしょう