立ち上がり
今一度曲げて 水平を出します
 
   
   巻き上げヒゲゼンマイの製作工程となります。 かなりの繊細さが要求される事は言うまでも無いでしょう。

   まずは立ち上がり施し、そのままですと上がったままですので上下の水平を出す為に今一度曲げます。

   今回はあくまで巻き上げヒゲがどの様に製作されて行くかのご紹介ですので、この巻き上げヒゲ自体は実際の時計では使用出来ません。

   実際にはヒゲゼンマイの中心、強さ、長さ、高さ、ヒゲ棒等々、他にも様々な要素があり、またカーブも沢山の種類がありますので
   その繊細さをご想像頂けるかと思います。

   これを200年前に閃いたブレゲに乾杯でしょうね。