デテントクロノメーターのデテントを新規製作となります。

  この部品は極めて繊細に出来ており、完璧さが求められる部品です。

  特にデテントの心臓部であります、極薄の部分。
  デテントが出すシャッキンと言う脱進音はこの極薄の部分が弾かれることにより出ます。

  極めて薄いこの部位の厚みは、0.1mmとかでは無く、それ以下の0.0何ミリと言う世界。
  例えば、髪の毛、爪楊枝の先などは遙かに厚みがあり太い。

  製作途中では僅かな力加減の変化で切れてしまい、何度も製作する事になるのは必然。

  そして他の穴の位置も当然ですが極めて重要、合わないと絶対に作動しません。

  併せて極薄のパッシングスプリング、ルビーの製作、ルビーを穴に止める部品も製作。

  気の遠くなる作業と根気が必要なのは簡単に想像できる事でしょう。