メーカー | ブレゲ シリーズV |
ムーブメント | パラシュートサスペンション ハンギングルビーシリンダー脱進機 金無垢天輪 |
ケース | 金無垢 超薄型機械 ケース径:約35mm 厚み約6mm(風防入れて) |
仕様 | 鍵巻き 鍵時刻合わせ |
コメント | 1820年代に製作されたブレゲ本物鍵巻き懐中時計です。 全ての懐中時計ファン、コレクター、博物館、時計関係の人が欲して止まないブレゲ鍵巻き懐中時計 本物。 第3シリーズ製作、勿論番号もその中。 その全てと言っていい程ですが、博物館、大コレクター、富豪達が所有しており この様に一般で紹介する事は極めて稀。 ギローシェダイアル、元祖パラシュートサスペンション、ハンギングルビーシリンダー脱進機等、もう最高。 緩急針が文字盤側に有るだけでも感動です。 何と言いましても、ブレゲ本人が存命中に製作された時計と言うのが素晴らしく感慨深い。 ブレゲフィルズ等では無く、ブレゲ名なのも更に良い。 約200年近くが経過しても鍵を巻いた瞬間から動き出すとは驚き、言う事が無いです。 そして更に驚愕の薄さ、風防を入れても約6mm。 約200年近く前の時計の上に手作りでこの薄さは驚嘆に値します。 ダイアル側はヒンジ開閉なのに対し、機械側は何と言いますか持主だけが解かる本当の意味でのボコ式開閉方法でしょうか。 裏蓋にはブレゲのBとナンバー、ケース製作のTとナンバーの刻印があります。 これはブレゲ研究の第一人者で在りましたジョージダニエルズの資料にも全く同型が確認できます。 天輪は金無垢、ラチェットの鍵も当時のオリジナルと思われます。 このタイプは博物館、資料等付属品として類似が多いです。 エナメルのチェーンも素晴らしい。 箱は後年に製作された物と思われますが、裏にナンバーが打たれており大きさ、雰囲気と言い 特注されたのでしょう。 しかしながら大きさ、雰囲気等オリジナルの可能性も否定は出来ないかもしれません。 時計史にあって一番の歴史的な人物、アラン・ルイ・ブレゲ本人が存命中に関係している時計と言うのは、 過去そしてこれから未来永劫出会える機会は一般では極めて少なく、また決して価値の下がる物では無い。 ブレゲ本人が存命中の懐中時計は、一体どれ位の数が世界中で現存している事でしょう。 世界中で本物を所有できる人は限られております。 この様な時計は探して見つかるレベルでは決してありません。 ブレゲの鍵巻き懐中時計は所有する者だけが味わえる感動を得られる為に涙物で格別です。 セットですので更に素晴らしい。 もう既にこの様な博物館物に説明は要らないでしょう、極上です! |